畳用語
目積織り、目積<めせき>
一目に経糸1本で織った畳表。目が交互になり、細かく寸法調整が出来るため、縁無し畳に多く使われる。
床の間畳
床の間用の畳。畳に替えて畳表に七宝紋などの高麗縁を付けて床の間用にした薄縁。薄縁として畳表や龍鬢表を使う。龍鬢表はい草を天日にさらして黄色く発色させたもの。
中継ぎ表<なかつぎおもて>
い草を両端から通して中央部で継ぎ合わせて織った表。別注の超高級品。
着色表
着色剤による着色をしたい草を製織りした畳表。畳表を着色した物も含み日本農林規格の規格外となります。
廊下敷き畳
廊下に敷く畳。板貼りの冷たさを解消するための畳。耐久性が必要ですので出来るだけ上質の畳表を使うのが良い。
引き通し表
い草を両端まで引き通るように織り上げた表。たて糸は麻糸と綿糸。標準的な通常の畳表
糸引き表
経糸に綿糸を用いた畳表。普及品から上級品まで。日本農林規格の特等、1等、2等の3規格。
畳コーナー
洋間のリビングの一角を畳敷きとし、冬場のホームこたつを置いたり、小さいお子様の遊び場として活用するスペース。
飛び込み表
い草の短い物を使用したもので、畳巾の両端は見映え、耐久力共に劣る。アパート、大口工事物件用。
麻引き表
経糸に麻糸を用いた畳表。上級品から最高級品まで。日本農林規格の特等、1等、2等の3規格。