畳用語
畳床 畳表 畳縁はどの部分のこと?
畳は畳床、畳表、畳縁からできています。畳床は<タタミドコ>と読みますが、普段は<トコ>と言います。芯材になる部分のことです。畳表は<タタミオモテ>と読みますが、普段は<オモテ>と言います。畳の表面のい草のござ部分の事です。
畳縁は<タタミベリ>と読みますが、普段は<へり>と言います。畳の長手方向についている布の部分の事です。
肥後表
本県産の畳表。八代地方を中心に栽培され全国生産量の9割近く生産されている。当店使用の畳表は肥後表が中心で一部福岡県産も入ります。
柄表
染色せずに織り方を変えて図柄に変化をつけた畳表。
畳表<たたみおもて>
畳の表面のゴザ部分の事。最近は天然い草だけでなく、化学表(工業表)と呼ばれる和紙や樹脂、ポリプロピレンなどでできた畳表もあります。
筑後表
福岡県産の畳表。柳川市、大川市、筑後市などで栽培されている。普及品から上級品まであり当店でも使用しています。
泥染め
い草を刈り取った後の工程。草の乾燥を促進、色艶を出す、退色防止に役立つ。独特の香りはこの時に出る。
畳床<たたみどこ>
畳の芯になる部分。昭和時代はワラ100%が主流でしたが、現在では全くワラの使っていない建材畳床が主流になっています。当店出荷割合はワラ床2%ワラサンド床3%建材床95%となります。
肥前表
佐賀県産の畳表。福岡へ材料として出荷されるものが多い。
きよなみ、ひのみどり、夕凪、ひのはるか、涼風
い草の代表的な栽培品種。熊本県で主に生産されている品種で「きよなみ」は在来種と一般的に呼ばれている。「ひのみどり」当店で主に仕入れている畳表で(ひのさらさ)(ひのさくら)(さのさやか)など現在の主流品種。「夕凪ゆうなぎ」、「ひのはるか」は平成19年登録の品種、「涼風すずかぜ」は平成24年登録の新しい品種。
畳縁<たたみべり>
畳の縦長方向のフチに付いている布の事。色柄の種類が多いので、部屋の雰囲気に合わせてお選び下さい。