畳工事のQ&A

毎日使っている部屋の畳を入れ替えたいのですが家具が一杯です。可能ですか?
畳を新しく作る場合は、まずその部屋の寸法を計らなければなりません。計る場所は約90センチ間隔に部屋の4面全てです。カーペットなどで畳の端が見えない時は採寸できませんので予め家具等の移動をお願い致します。でも、どーしてもできない場合は予めご予約頂いた上で新畳のグレード・品番等をしっかり決めて頂き、予約当日に採寸・加工し、その日の夕方に畳を納品する準備をします。お問い合わせ下さい。
表替をしたいのですが家具の移動費用は?
家具の移動は基本的に無料です。通常は一人で伺いますが、家具が多い場合は予約時にお知らせ下さい。二人で畳の引き上げに伺います。ある程度家具の中身を出して頂ければ普通の大きさの家具であれば問題なく移動できます。ただ、注意点として次のものは事前に移動願います。書棚の場合、本は必ず出してください。サイドボード内のグラスや瓶類、ガラス製品、その他のわれものや貴重品など。ピアノがある場合は事前に必ずお伝え下さい。3人以上の人手が必要な場合は、別途料金を頂きます。
畳の下の新聞紙は敷く方がいいのでしょうか?
大掃除をする度に畳の下の新聞紙を取り替えていたのをご記憶の方も多いと思います。最近の建物は機密性も良くなり床下からの隙間風が入る事も無く、それを止める意味での新聞紙の利用はあまり意味がありません。新聞紙は湿気を摂ってはくれますが、呼吸するというほど吸放湿性に優れてはいません。1年に2度くらい交換ができる様であれば敷いて湿気を出してもいいかと思いますが交換できない場合は、湿気のある紙が常時畳と接触している事になり返って良くないです。新聞紙のインクに防虫効果があると言われていますが定かではありません。よって新聞紙は敷かなくて結構です。
表替えと裏返し、どちらがお得?
裏返しは新調より2~4年、遅くても5年程度までに施工することをおすすめします。5年以上経っていれば裏面も黄色くなっており表替えにした方が良いでしょう。例えば金銭面だけを考えれば、表替で5000円(税別)(期間枚数限定)、裏返で3600円(税別)その差1400円!! この1400円で、新しいい草と香りが買えると思えば安いように思えるかも知れません。でも、チョッと待ってください。今現在使われている畳表が上質のもので5年程度経過したものでしたら私は裏返をお勧めします。表替のい草(低品質い草)と裏返のい草(上品質い草)とでは日焼けした時の差が半年後には、はっきりと判ります。黒くマダラに焼けるか(退色)、落ち着いた亜麻色に焼けるかという事です。もちろん裏返しの場合はシミが付いていないことが前提ですが。
裏返を考えていますがコーヒーをこぼした時の跡形があります。
予約して頂いた当日、現在お使いの畳表のシミ跡の裏面を見て頂きます。裏返しか表替えかの判断はその場でしていただきます。新品の畳表は各クラス十分在庫しておりますのでご安心下さい。
店によって表替の価格が大きく違うのはどうして?
い草の生産農家さんから”市”に出品された畳表は需要と供給のバランスにより価格変動します。もちろん品質の差によって価格は変わりますが、農繁期になると出品も少なくなり必然的に価格は上昇します。すし屋さんのように”時価”で表替価格を決められたらよいのですが、実際には各畳店がある程度等級を決めて表替価格を設定しています。天然い草は工業製品ではありませんので何所で表替されても同じ品質の商品とはいきません。外国製品は品質にばらつきが有り、比較的安価なものが多いので畳単価もお安くなります。当店は安全性の高い国産い草を使用しております。中でもエコファーマー認定農家さんのい草を中心に仕入れておりますので多少お高くなるかと思いますが品質・安全第一でお客様に提供させて頂いております。
防虫紙と殺菌乾燥どちらが有効?
お使いの畳にはダニが付いていると思ってもらって良いと思います。そのダニを殺菌乾燥機で退治しその後、他から入ってくるダニに対する予防として防虫紙をおすすめしています。両方施工することでより効果は高まります。殺菌乾燥機は機内温度を1分間に1度づつ上げて約100度まで上昇させます。畳の中心部分が50度になってから30分以上加熱しますと畳全体が60~70度になり、ダニの致死温度に達します。畳を加熱乾燥することにより湿気を放出し、畳本来の機能の調湿作用を回復させる事が出来ます。また、カビ(真菌)の熱死滅温度は菌の種類にもよりますが60度から100度、時間は3分から1000分必要と言われています。カビに対する効果も十分期待できます。
畳表の等級についておしえてください。
畳は畳床(芯材)と畳表(い草)と縁から出来ています。畳床は工業規格JIS、畳表は農産物扱いの日本農林規格JASに分かれます。畳表のサイズにより1種表・2種表・3種表に、たて糸により麻糸・綿糸に、また等級により特等・1等・2等に分類され、格付けされます。品位の基準は1枚の重さ、色沢、色調、色段、変色い、粒ぞろい、地合、織り傷、仕上げ、汚れの程度などにより等級判定されます。合格品にはJAS法によって畳表1枚ごとにシールで表示されますので畳の横をお確かめ下さい。着色表は規格外になります。
新畳って何?
新畳とは、新しく畳を作ることです。畳の既製品はありませんので、部屋に畳を敷き詰める場合は、部屋の寸法を測るところから始めて、畳床<タタミドコ>(芯材)と畳表<タタミオモテ>(表面のい草ござ)と畳縁<タタミベリ>(ふちに巻いてある布)を加工して1枚の畳に仕上げます。畳はオーダーメイド商品です。通常、特殊な商品を除き寸法を測ってから3~7日後に納品できます。
表替えって畳をどうする事?
今お使いの畳床(芯材)をそのまま使い、新しい畳表(表面のい草ござ部分)に張り替える事です。畳縁(布部分)も新しい物に取り替えます。畳と畳の間に隙間があればこの時に補修します。予約が必要ですが即日仕上げできます。

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