畳替えタイミングチェック

少し気の張るお客様をお迎えするには綺麗な座敷にお通ししたいですね。畳の張り替え、襖・障子・クロスの張り替えで新築時の美しさがよみがえります。落ち着きのある純和風に。また、イメージを一新したいとお考えでしたら少し洋風のモダンな和室も人気です。

年数経過と共に下級品は濃い茶色に、上質品は明るい飴色に日焼けします。前回の畳工事で新しい畳表を張っている場合は裏返しが可能です。２～５年程度までは裏返し。７年以上なら表替え、２０年以上なら新調がお勧めです。

シミは裏側まで通っている可能性が高いので表替えがお勧めです。シミの原因にもよりますが、畳が濡れているようでしたら畳殺菌乾燥も同時にして下さい。カビている様でしたら防カビシートもお勧めします。

使い方にもよりますが２～３年でイ草の剥離が出てきます。天然の植物で織られていますので工業畳表より擦れに弱いです。出来るだけ目の詰まった国産畳表に張り替えて下さい。用途により和紙や樹脂素材の畳表もご用意できます。こちらはイ草くずは付きません。

畳の上に敷物を敷くとダニ・カビの発生の元となってしまいます。絨毯は冬季限定にし、イ草に空気を当て呼吸させて下さい。ダニ・カビ退治には殺菌乾燥がお勧めです。１年に一度は畳を上げて天日干しをし湿気を抜けば長持ちします。

長年使用していると同じ所ばかり踏み込み、くぼみやすき間ができたりフワフワしたりします。原因は畳床の糸切れや緩み、素材のへたり、また最近はシロアリによる床板・柱の腐食がよくあります。少々の凹みは畳工事時に畳床の補修をしますが害虫が入った場合は新調がお勧めです。

核家族化が進み昼間は締め切り状態が続いたり、絨毯の二重敷きなどで通気性が悪く畳の湿気が抜けないときにカビが発生することがあります。畳表の張替えと殺菌乾燥。畳床に入り込んだカビ臭は中々消臭できないので新調＋防カビシートがお勧めです。

縁なし畳がお勧めです。（随時追加します）

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