畳工事のQ&A

畳を入れ替えたいのですが現状の畳を他の部屋に持っていく事は可能ですか?

畳は基本的にオーダーメイド商品です。その部屋に合った、その場所に入れる為にサイズ合わせをして作った物ですので他の部屋に持っていって入るかどうかは判りません。正確に部屋の寸法を測るか、畳を現物あわせしてみないと何とも言えません。寸法を替える為の工賃が必要になる場合もあります。

畳の表替えを考えていますが縁無し畳にできますか?

縁付畳から縁無し畳に変える場合は縁無し畳の表替代金と別途、寸法替え工賃が発生します。思い切って新畳の縁無しタイプにされた方が返って早く綺麗に仕上がります。ご検討下さい。

毎日使っている部屋の畳を入れ替えたいのですが家具が一杯です。可能ですか?

畳を新しく作る場合は、まずその部屋の寸法を計らなければなりません。計る場所は約90センチ間隔に部屋の4面全てです。カーペットなどで畳の端が見えない時は採寸できませんので予め家具等の移動をお願い致します。でも、どーしてもできない場合は予めご予約頂いた上で新畳のグレード・品番等をしっかり決めて頂き、予約当日に採寸・加工し、その日の夕方に畳を納品する準備をします。お問い合わせ下さい。

表替をしたいのですが家具の移動費用は?

家具の移動は基本的に無料です。通常は一人で伺いますが、家具が多い場合は予約時にお知らせ下さい。二人で畳の引き上げに伺います。ある程度家具の中身を出して頂ければ普通の大きさの家具であれば問題なく移動できます。ただ、注意点として次のものは事前に移動願います。書棚の場合、本は必ず出してください。サイドボード内のグラスや瓶類、ガラス製品、その他のわれものや貴重品など。ピアノがある場合は事前に必ずお伝え下さい。3人以上の人手が必要な場合は、別途料金を頂きます。

畳の下の新聞紙は敷く方がいいのでしょうか?

大掃除をする度に畳の下の新聞紙を取り替えていたのをご記憶の方も多いと思います。最近の建物は機密性も良くなり床下からの隙間風が入る事も無く、それを止める意味での新聞紙の利用はあまり意味がありません。新聞紙は湿気を摂ってはくれますが、呼吸するというほど吸放湿性に優れてはいません。1年に2度くらい交換ができる様であれば敷いて湿気を出してもいいかと思いますが交換できない場合は、湿気のある紙が常時畳と接触している事になり返って良くないです。新聞紙のインクに防虫効果があると言われていますが定かではありません。よって新聞紙は敷かなくて結構です。

表替えと裏返し、どちらがお得?

裏返しは新調より2~4年、遅くても5年程度までに施工することをおすすめします。5年以上経っていれば裏面も黄色くなっており表替えにした方が良いでしょう。例えば金銭面だけを考えれば、表替で5000円(税別)(期間枚数限定)、裏返で3600円(税別)その差1400円!! この1400円で、新しいい草と香りが買えると思えば安いように思えるかも知れません。でも、チョッと待ってください。今現在使われている畳表が上質のもので5年程度経過したものでしたら私は裏返をお勧めします。表替のい草(低品質い草)と裏返のい草(上品質い草)とでは日焼けした時の差が半年後には、はっきりと判ります。黒くマダラに焼けるか(退色)、落ち着いた亜麻色に焼けるかという事です。もちろん裏返しの場合はシミが付いていないことが前提ですが。

裏返を考えていますがコーヒーをこぼした時の跡形があります。

予約して頂いた当日、現在お使いの畳表のシミ跡の裏面を見て頂きます。裏返しか表替えかの判断はその場でしていただきます。新品の畳表は各クラス十分在庫しておりますのでご安心下さい。

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