畳表面のQ&A

畳にこぼした灯油 、おしっこの処理方法
粉末の洗剤、クレンザー、塩、小麦粉などをふりかけて粉末に吸い取らせ掃除機で処理し、その後熱いお湯で固く絞った布で拭き最後にから拭きをする。灯油は臭いが残りますので外干しが有効です。
畳の焼き焦げの処理方法
タバコのように小さい場合は、オキシフルで漂白しロウをたらして穴を埋めるか瞬間接着剤で固め穴を大きくしないようにする。
畳に醤油をこぼした時の処理方法
こぼした上に小麦粉、ベビーパウダーなどをふりかけて粉末に吸い取らせ掃除機で処理する。その後熱いお湯で固く絞った布で拭き、最後にからぶきをする。
畳にクレヨン、フェルトペンがついた時の処理方法
クレヨンはクリームクレンザーをごく少量、乾いた布に付け丁寧にこする。フェルトペンの油性のものはマニキュアの除光液で拭き取る。水性のものはクリームクレンザーで拭き取る。
表替をしたのですが、い草に付いている白い粉は何ですか?
白い粉は、い草を刈り取ってから畳表に加工するまでに「泥染め」という工程で付いた泥(土)です。刈り取られたい草はすぐに天然染土を使って泥染めを行います。これは、い草独特の色、香り、光沢を出すためと、均一に早く乾燥させるために使います。当店では全品畳製造工程で染土落としクリーニングをしていますが100%取れているわけではありません。特に黒い服などに付いた時は目立ちますので、一度軽くから拭きをしてからお使い下さい。くれぐれも水拭きしないで下さい。
新しい畳表にスジ状に光るところがあるのですが。
生産農家における畳表製織り工程で発生した筋(型付き)だと思われます。織機のローラー部分に細かい糸くずが紛れ込み製織され出てくる際、表の表面に型付けされたと考えられます。また、い草の製織後の仕上げ段階で途中で切れているい草を取り除く時などに強く押されて跡形が付く時があります。畳製造時にも、折り目を目だたなくするように折り目消しローラーを使うのですが、この時も強く押さえ過ぎると跡形が残り、見る角度によってピカッと光って見えます。い草の自然回復力で時間と共に目立たなくなります。一定期間ご使用いただき経過をご確認下さい。品質には全く問題ございません。
新しい畳表のへり際が白いのですが。
畳表に使用するい草は約100~150cmくらいに成長したものを選別して織り上げていきます。い草の特性上、根元の方が白くまた太くなりますので、へり際にどうしても根元の白くなった部分が出てきます。畳表は上質なものほど長いい草で織りますので端まで均一な色合いで仕上がります。
畳表には何本くらいのい草が使われていますか?
一枚の畳表には、茎の太さにもよりますが約4000本から9000本のい草が使用されています。中級品で5000本前後使用しますが、い草の品種により茎の太さが異なりますので本数にも差が出てきます。「岡山3号」で茎の直径が約1.35ミリ、ここ数年で普及してきた熊本ブランド畳表の「ひのさらさ」に使われている 「ひのみどり」で約1.1ミリとなり同じ重さの畳表でも打ち込み本数の差と見た目のキメの細かさに差が出ます。
畳表をから拭きしたら青い色が付くのですが。
い草の刈り取り後の行程で「泥染め」と言う作業があります。各農家さんにより使う染土が異なり色差はありますが拭いたタオルに多少色が付きます。染土に化学染料を混ぜて泥染めしたい草は青い色が付きます。見た目の綺麗さを求めて着色剤を使用する生産農家(中国産い草に多い)もありますが、当店仕入れの畳表は天然染土にこだわった安全ない草を使用しています。畳納品時には畳クリーナーで染土落としをしますが100%取り除くことはできませんのでご理解下さい。
い草の香りは体に良いって?
新しい畳表の香りは、い草が本来持っている「干し草」の匂いに「染土」がブレンドされたものです。染土を取ることにより香りが増します。この香りは人をリラックスさせ、ストレスを解消し安定させ自宅にいながら森林浴効果が味わえます。北九州市立大学の森田 洋先生の研究で中学生19人に、イグサのある部屋とない部屋で算数問題を解かせて比較した結果、イグサのある部屋の方が解答数が10問程度高かった。との結果が出ています。集中力がアップして勉強がはかどったとの見解ですのでい草の香りは体にも頭を使う作業にも良いようです。

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